【一人旅ブログ】奄美大島・女性・車なしでも楽しかった!2泊3日モデルコースの紹介

国内一人旅

この記事にはプロモーションが含まれています。

2021年7月26日、奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島が世界自然遺産に登録されました!
奄美群島への観光客数も2021年は100万人を超え、2020年と比較して15%増加し、ますます人気が出てきています。

私は2016年9月奄美大島に一人旅をして、奄美大島が大好きになりました。

そこで、当時の記憶を呼び起こし、旅行記としてまとめました。

奄美大島に旅行してみたいと考えている人の参考になれば幸いです。

旅行した当時と状況が変わっている場合は調べられる限り記載しますが、お出かけの際は最新情報を確認するようにしてください。
JALのチケットはこちらから探すことができます。

奄美大島・女性一人旅・車なし2泊3日モデルコースの紹介

2016年9月、ずっと行きたかった奄美大島に一人旅しました。

奄美大島を旅した理由は世界三大織物と言われている大島紬の製造過程を見てみたかったからです。

公共交通機関だけで観光するのは東京のようにスムーズにはいきませんが、島の時間に合わせてゆっくり過ごせたので良かったです。

奄美大島旅行の工程表は以下の通りです。

時間帯 行程
1日目 11:45→14:05 羽田→奄美大島へ飛行機で移動
バスで奄美大島中心部(名瀬)へ
夕方 ホテルチェックイン
中心部を散策
地元の名物を使ったバルで晩御飯
2日目 ホテルまで迎えに来てもらう
シュノーケリング
ばしゃ山村まで車で送ってもらう
午後 ばしゃ山村からバスで大島紬村へ
大島紬村で機織り体験
夕方 名瀬へ戻る
中心部を散策・買い物
居酒屋2軒はしご、ヤギ汁を食べる
3日目 チェックアウト
バスで奄美市立奄美博物館へ
バスで名瀬に戻る
奄美大島ブランド豚「あかりんとん」を使ったとんかつを食べる
13:36→15:04 バスで空港へ
16:15→17:05 奄美大島→鹿児島空港へ(鹿児島へ寄り道しました)

ちなみに、この旅行の前に奄美大島の観光ガイドブックを買いました。写真も多くて分かりやすかったです。

【奄美大島一人旅】1日目:飛行機で羽田から奄美大島へ

11:45羽田発の奄美大島行きの飛行機で向かいました。

羽田→奄美大島の直行便はJALのみで1日1便運航しています。成田発だとLCCのピーチが格安航空券を出していますので、興味のある方は探してください。

LCCのピーチのチケットはこちらから探すことができます。
ピーチのチケットを探す

 

飛行機の時間が中途半端でお昼ご飯を食べそびれたような記憶があります。

奄美空港内の鶏飯のお店がおいしいと聞いたのですが、バスの時間の関係で諦めました。

【2023年2月時点の情報】店舗が変わり鶏飯はありません。

奄美空港からバスに乗り中心部の名瀬へ

空港から「しまバス」に乗り奄美大島中心部の名瀬へ向かいました。
30分に1本のペースで奄美空港から奄美大島の中心部、名瀬郵便局までバスが出ています。

起伏が激しい道くねくね進みます。途中で海が見えたり見えなかったりして、景色を見ているだけでわくわくしました。

【奄美空港→名瀬郵便局バス情報】
料金:1,100円(旅行の工程によってはフリーパスを利用するとお得かもしれません)
大体の時間:約55分
参考:奄美空港バス時刻表

1日目夕方から名瀬を散策~奄美大島グルメを堪能

ホテル(ウエストコート奄美)に着いたのは16時近かったように思います。

チェックインして荷物を部屋において、買い出しに行きました。

なんと近所には24時間営業のコンビニ「123MART」(全国チェーンではないので地元のなんでも屋さんという感じ)、24時間営業のスーパー「グリーンストア」など時間を気にせず買い物できるお店が多くて、南国サイコーです。

「ティダモール中央通り」というアーケード商店街のようなものもあり、大島紬のお店などが並んでいます。名瀬に宿泊する分には買い物は困らないでしょう。

アーケードの近くに教会があり、とてもいい雰囲気でした。なんと祭壇はケネディ大統領の葬儀で使用されたものだそうです。
カトリック名瀬聖心教会
カトリック名瀬聖心教会
24時間営業のスーパー「グリーンストア 入舟店」で奄美大島名物の「ミキ」という甘酒のような飲み物を買いました。夏バテに効きそうな飲み物。

素泊まりだったので、翌日の朝ごはんを買ってから、晩御飯を食べにホテルの近くの飲み屋街、屋仁川通りへ。

ホテルでもらったタウン誌に載っていた地元の名物を使った料理が食べられるワインバルのような雰囲気の「架空食堂kurau」へ。

奄美大島名物マグロを使ったタブレと奄美大島のブランド豚「あかりんとん」を使ったソーセージをいただきました。また、奄美大島に旅行したら行きたいです。
マグロのタブレ
あかりんとんの自家製ソーセージ

【奄美大島一人旅】2日目:シュノーケリング、大島紬村

この日は朝一番で予約していたシュノーケリングです。アクティビティは一人参加OKのものが限られるので、事前調査と予約が必須です。今回はダイビングショップ ネバーランドのシュノーケリングに参加しました。

プラン名までは覚えていないですが内容と値段的に①ホワイトビーチシュノーケル‥・7,500円が近いです。

水着だけ用意すれば、希望場所から送迎もしてくれるので、車なし&一人旅には大変助かりました。また、当日の波や天候によって潜る場所を変えたりと臨機応変に対応してくださり、利用してよかったです。

私以外に女性2人旅の方と一緒にシュノーケリングしました。インストラクターさんが魚やサンゴの名前を説明してくださいます。

奄美大島は熱帯魚も固有種がいるようで見られてよかったです。
海の中で使えるカメラがあると水中や水辺で撮影できるのでおすすめです。

直接ダイビングショップで予約する以外にもアクティビティを予約できるサイトもあるので、探してみてください。

VELTRAでツアーを探す

かなり日に焼けそうだったので、ANESSAをほぼ全身に塗りました。
ほとんど日焼けせず(個人の感想です)、南の島に行ったと思われないくらいでしたので、おすすめです。


ランチは奄美大島で有名な馬車山村のきょら海工房

シュノーケリングが終わったら、提携しているホテル?でシャワーと着替えをして、終了です。

今はどうしているかわかりませんが、当時はLINEアカウントをインストラクターさんと交換したら、後日海で撮影してくれた写真を送ってくれました。

私以外の女性2人旅の方はレンタカーだったので、私はインストラクターさんにばしゃ山村の「きょら海工房」まで車で送ってもらい、きょら海工房でランチしました。

平日でしたが、ほぼ満席の賑わいでした。どうしてもきょら海工房で食事がしたかったら予約できるか確認するといいと思います。

きょら海工房のPIZZA

ランチはちょっと記憶になく…。でも、きょら海工房のWEBサイトにも掲載されている写真なので、きっと名物だと思います。

何を食べたか覚えていないのですが、おいしかったのは確かです。
今回は季節的に売っていませんでしたが、きょら海工房は固形・粉末にする前の液体の黒糖「生黒糖」が絶品です!

お昼ご飯を食べた後、バスが来るまでレストランすぐ裏の海で写真撮影し、この度メインの大島紬村へ向かいました。

今回の旅のメイン大島紬村で機織り体験

ばしゃ山村から大島紬村はバスで2駅、バスも1~2時間に1本のペースで出ています。

大島紬村では、ガイドの方に大島紬ができるまでの手順を聞いて、後半は大島紬の機織り体験をしました。機織りは経糸と横糸を選んで職人の方に教えてもらいながら15㎝くらい織りました。

大島紬体験

奄美大島最後の夜はヤギ汁を食べる

奄美大島最後の夜、ご飯の前にお土産の買い出し。名瀬の123マートで黒糖やお湯をかけて食べるインスタントの鶏飯を買いました。

あとは、やっちゃ場という小さい市場のようなお店で島バナナを買って食べました。大きさは一般的なバナナより小ぶりで10㎝くらいで、甘さが凝縮されていておいしかったです。

島バナナ

その後、「一村」という地元の人が行きそうな居酒屋であおさの天ぷらをいただき、どうしてもヤギ汁が食べたくて、居酒屋をはしご。
あおさの天ぷら

ヤギ汁

2軒目のお店の名前は覚えていないのですが、最後にヤギ汁が食べられて満足でした。

ギ汁は豚汁のヤギ版みたいな感じで好き嫌いがはっきり分かれそうです。私は獣臭平気なのでおいしくいただきました。

【奄美大島一人旅】3日目:思い付きで奄美市立奄美博物館へ

3日目はノープランだったので、思い付きで奄美市立奄美博物館へ行きました。ホテルからバスに乗って長浜町で下車してすぐです。

社会科見学で行きそうな施設です。奄美大島の歴史、動植物、農作業の工具の展示を見ることができます。

中でも、奄美大島で有名な作家島尾敏雄夫妻のコーナーが興味深かったです。

後々気づきますが、もし、奄美大島に関する博物館に行くのであれば、奄美パークのほうが広いし、空港に近くて便利なので、帰るまでに時間を持て余していたら、奄美パークをおすすめします。

ジェラート食べて休憩~ランチはあかりんとんのとんかつ

あまりにも暑くて奄美大島の名産を使ったジェラート屋さんANTICAで休憩。店主さんは移住者の方で、東京の話で盛り上がったように記憶しています。

その店主さんのおすすめでお昼は近くのレストランであかりんとんを使ったとんかつをいただきました。お店の名前は憶えていないのですが、法事で使うような広いレストランでした。

あかりんとんのとんかつ

奄美空港から鹿児島空港経由で帰宅

13:36ウエストコートから出るバスに乗って空港に向かいました。

帰りは鹿児島を経由し東京に戻りました。空港にはお土産屋さんはあまりないので、お土産を買うなら名瀬で調達することをおすすめします。



奄美大島行ってはいけないなんて嘘!

奄美大島に行くと話すと周りから「奄美大島は何があるの?」とよく聞かれます。

近隣の沖縄県と比べると奄美大島へ訪れる人数が少ない(※)ため、奄美大島へ行っても何を楽しんだらいいかイメージを持っていない人が多いかもしれません。

奄美大島は、美しいサンゴ礁の海、マングローブ林、多くの固有種などの自然以外にも、大島紬や黒糖焼酎など奄美大島特有の名産品があるので、何もなくて困るということはないと思います。

また、世界遺産に登録されたことで、より奄美大島の自然を楽しめるように整備されるのではないでしょうか。

奄美大島3泊4日車なしでも島全体を楽しめる!しまバスを利用したモデルコースを紹介

奄美大島は名所が島中に点在しているので、3泊4日がベストです。
3泊すれば、奄美大島西部のマングローブなどで有名な瀬戸内町まで足を延ばすことができます。

簡単なモデルコースを紹介します。

車なし・一人旅を想定しているので、最終日に空港に行くことができなくなるというリスクを加味し、最終日は奄美大島一番の都会の名瀬に宿泊というコースにしました。
奄美空港離発着は羽田空港からの便、しまバスを中心とした公共交通機関での移動を想定しています。
時刻表は2023年2月時点のものです。変更する可能性があるので、行く前に調べてください。
飛行機の時刻は2023年5月を想定しました。季節により出発時間・到着時間が前後しています。
レンタカーを借りればもう少し効率よく観光できます。
時間帯 行程
1日目 午後 奄美大島着、手荷物を受け取り空港内で遅い昼食
せとうち海の駅行きのバス(古仁屋線)に乗る(2時間20分ほど路線バスに乗りっぱなしなので、お手洗いを済ませたり、飲み物は買っておきましょう)
夕方 終点せとうち海の駅着、周辺の宿に宿泊、夕食は周辺の居酒屋で
2日目 午前 加計呂麻島の現地ツアーに参加
(例:スローガイド奄美の「のんびり加計呂麻島3時間ツアー」
せとうち海の駅からマングローブパークへバスで向かう
マングローブパーク着、施設内のレストランで昼食
午後 カヌーツアー参加
マングローブパークからバスに乗って瀬戸内海の駅へ戻る
せとうち海の駅着
周辺散策、夕食は周辺の居酒屋で
3日目 午前 名瀬まで移動して宿泊
瀬戸内町の宿チェックアウト
せとうち海の駅から名瀬までバスで向かう
ウエストコート前(名瀬)着
名瀬で昼食
午後 送迎付きダイビング体験
名瀬の居酒屋で晩御飯
名瀬中心部で宿泊
4日目 午前 ホテルチェックアウト
名瀬周辺で買い物
馬車山村までバスで向かう(30分に1本程度しまバスあり)
馬車山村でランチ(予約するのが無難)、散策
馬車山村発のバスで奄美空港へ向かう(バスで15分ほど)
奄美大島発

参考:奄美せとうち観光協会加計呂麻ウェルカムしまバス

しまバスはフリーパスもあります。
ネットで買えるデジタルチケットもあるので、たくさん利用する方は購入を検討してみてください。

参考:しまバス

ただし、以下の注意点に気を付けましょう。

  • 奄美大島の天気は変わりやすいので、悪天候でも臨機応変に対応する
  • スキューバダイビングは飛行機に乗る12時間前までに終わらせる

奄美大島のひとり旅おすすめツアーは?

2020年以降続くコロナ禍でひとり旅に行きたいと考える人が増えているようです。

Ozmallユーザーアンケートでは、61%の女性がコロナ禍になりひとり旅をしたいと回答しています。

奄美大島についても航空券とホテルが付いてオプションで現地ツアーも選べるひとり旅プランが各旅行代理店から販売されているので、お手軽にひとり旅をしたいなら探してみてはいかがでしょうか。

VELTRAならシュノーケリングやナイトツアーなど様々なアクティビティを予約できます。
VELTRAでツアーを探す

奄美大島車なしが不安なら観光バスツアーに参加がおすすめ

現地で参加する観光バスツアーなら、車がなくても名所を効率的にまわることが可能です。
しまバスが走っていないような場所の名所も観光できるチャンスです。

少人数のツアーもあるので、団体旅行に抵抗のある方でも楽しめるのではないでしょうか。

観光バスツアーはこちらから探すことができます。
≪テーマ別の国内旅行≫リピーター続出!クラブツーリズム人気ツアーこちら

奄美大島効率良く回るなら観光タクシーを使いましょう

お金はかかりますが、観光タクシーを使うと自分の好きなところだけを観光することができます。時間がない方やしまバスが行かないような場所に行きたい方におすすめです。

奄美大島一人旅の感想まとめ

奄美大島は天気が変わりやすいのですが、台風とも被らず比較的好天だったのでまた来たいと思いました。

南西部の古仁屋や加計呂麻島、マングローブが生えているエリアには行かなかったので、次に旅行する際は必ず訪れたいと思います。

島の方は親切でしたし、特に観光業に携わる方は移住者も多かったので、東京のどこに住んでるのかという話などで盛り上がりました。

奄美大島は手つかずの自然を身近に感じることができ、とても神秘的な気分に浸れました。
ほんとにまた行きたいと思うくらいおすすめの場所なので、是非行ってみてください。

他の地域へ一人旅したブログは以下となります。
【一人旅ブログ】高松・女性・車なし2泊3日|イサムノグチ庭園美術館
タイトルとURLをコピーしました